輸入住宅は、高いデザイン性が最大の魅力ですが、耐久性や耐震性、耐火性といった基本性能が高いのもメリットのひとつです。
基本的に、海外では何世代にもわたって住み続ける住宅を建てるのが一般的なので、高品質な建材を使って耐久性を高めています。
また、ほとんどの輸入住宅は2×4工法・2×6工法・パネル工法などで建てられているのですが、これらの工法は壁・床・天井を箱状にして6つの面で建物を支えるため地震に強いという特徴もあります。
さらに、2×4工法や2×6工法といった工法は、工場で作られたパネルを組み合わせて建物を建てていく工法で、パネルの間の隙間が小さくなるため気密性や防音性も高いです。
輸入住宅の場合は、高性能な断熱材が使用されているケースが多いので高い断熱性も期待できます。
加えて、輸入住宅では壁と天井の接合部などに、不燃性の石膏ボードが使われているのが一般的です。
不燃性の石膏ボードが採用されていることで、ファイヤーストップ効果と呼ばれる火が燃え広がるのを防ぐ効果が発揮されるので耐火性にも優れます。
手先が器用な人であれば、住宅の簡単なメンテナンスは問題ありません。
近くのホームセンターに行けば、様々な工具や部品が売っています。
では、輸入住宅の場合はどうなるのでしょうか。
自分でメンテナンスをすることは可能でしょうか。
住宅の基準やデザインは国によって異なります。
洋風のデザインの輸入住宅に魅力を感じる人も多いです。
しかし、長く住んでいく中で壊れる部品は必ずあります。
日本製で対応できるかどうかを事前に確認しておく必要があるのです。
外国から取り寄せることが出来る場合もありますが、時間や費用がかかりますので注意が必要です。
緊急に修理が必要な場合は困ってしまうと言えます。
施行した工務店で部品のストックがある場合もあります。
それで、建てることだけを考えるのではなく、長く安全に暮らすことができるかどうかを調べることは大切です。
そうするなら、家に対して愛着を持つことが出来、長くその家に住むことが出来るのです。